今のうちに進める多言語化整備とは

2021-07-20

いつもお世話になっております。
ユーザックシステムのみやたんです。
梅雨がそろそろ明ける時期、いつもなら泳ぎは行きませんが、『海!』って感じで大海原を見たい気分になる時期ですね。今年は海よりも『テレビ!』という感じになりそうな日が近づいてきました。
そうオリンピックです。それも日本開催。コロナ禍でなければ私もチケット争奪戦に巻き込まれながらも現地へ赴いていたかと思います。そして競技会場で出会った外国の方と交流する自分がいただろうなあ。
昔私の息子がまだ小さい頃に温泉や観光地で、片言英語で外国の方とコミュニケーションを取っていたものです。それを見ていた息子は、英語が話せるパパを尊敬のまなざしで見ていたとか(笑)。
まあ今はそのメッキもはがれてはいますが、やはり国際交流は人間を豊かにしてくれますよね。
はやくワクチン接種が行き渡って、以前のように外国の方との交流ができる世の中になることを祈るばかりです。

【業界気になる情報】
城郭CGディレクターの本岡です。
今回のテーマが多言語対応ですので、直近の観光庁の対応に目を向けてみたいと思います。

〇観光振興事業費補助金(新たなインバウンド層の誘致のための コンテンツ強化・地域資源磨き上げ事業)間接補助対象事業
アドベンチャーツーリズム等の新たなインバウンド層の誘致に向けて~令和3年度 観光振興事業費補助金(新たなインバウンド層の誘致のためのコンテンツ強化・地域資源磨き上げ事業)間接補助対象事業に係る計画公募を開始します~ | 2021年 | トピックス | 報道・会見 | 観光庁 (mlit.go.jp)
上記サイトから一部を抜粋させていただきます。
「-将来の反転攻勢のための基盤を整備し、国内外問わず需要を喚起できる取組を支援するため、新たなインバウンド層の誘致のためのコンテンツ強化・地域資源磨き上げ事業に係る観光振興事業費補助金では、地域によって異なる四季折々の自然、文化や食など豊富な観光資源を有する日本ならではのアドベンチャーツーリズムを推進するために必要となる建物の改修、設備の購入等の取組に対して支援を行います。」

アドベンチャーツーリズムという表現がなんともワクワクしてきますね。

〇観光振興事業 観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業
観光振興事業 観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業 | 訪日外国人旅行者の受入環境整備 | 国際観光 | 政策について | 観光庁 (mlit.go.jp)

上記サイトから目的を抜粋しますと「訪日外国人旅行者の来訪が特に多い又はその見込みがある市区町村(「指定市区町村」という。)に係る観光地において、公共交通機関の駅等から個々の観光スポットに至るまでの散策エリアにおける「まちあるき」の満足度の向上を図るため、訪日外国人旅行者のニーズが特に高い取組等を一体的に進める事業に要する経費の一部を補助するもの」ということです。

対象となる事業を見ておりますと、Wi-Fi整備、掲示物の多言語対応から公衆トイレの洋式便器の整備まで多岐にわたっています。

今後も様々な補助金が出てくると思いますが、一番のキモは地元の方の熱意とアイデアだと思います。弊社はそうした地域の方々の思いを形にして、ご支援ができることを最上の喜びとして取り組んでいきます。

【ユーザックシステム 新着おすすめ情報】
弊社では『ブラウザええR』を活用して、低予算での多言語対応ソリューションを提案しております。
例えば史跡に設置されている文化財の説明板にQRコードを貼って頂き、
① QRコードをスマホのカメラにかざして、ブラウザええR画面を表示
② さらにその画面を説明板に書かれている文字、写真等にかざす
③ 多言語の選択が出来て、説明板の内容を翻訳した文章が出てくる
というものになります。
ネイティブアプリではなくブラウザだけで利用できるからブラウザええRだからこそ、初期費用を最小限に抑えて素早いサービス開始が可能となるのです。

また、ネイティブアプリにはなりますが、『岸和田城AR』という岸和田城内の庭園を中心に発信しているアプリが弊社から今年1月にリリースしております。関西空港を降り立った外国の方が、そこから一番近くにあるお城を楽しんでもらおうという狙いで、外国の方を意識したデザイン・色遣いで作りこんでおります。一般的な翻訳とは違って、歴史説明やお城関連の用語を翻訳するのはなかなか大変です。
今はコロナが早く収まってくれるのを待つばかりですが、日本の方にも楽しんでいただけるようだんじり祭りの日限定で出現するレアキャラもいますよ。もしよかったら同アプリを現地で使ってみてください。
読者にもっと感動と楽しさを。ARアプリ「ええR(ええあーる)」 (webtobi.jp)
※このページで紹介している事例の中に岸和田城アプリが含まれています。

【みやたんの観光小ネタ】 
鉄道好きなみやたんは、地方鉄道に乗るのが大好きです。
何故かと言いますと、地方鉄道は経営的に厳しい中、どうすれば地域の方々や観光客が乗ってくれるか
知恵を絞って、様々な取り組みを実践しておられます。そういうひたむきな所が応援したくなるのです。
それに、地方鉄道の車窓に流れる各地の風景も、格別な資源だと思います。たまには何も考えずにただただ田舎の風景を楽しむのもいいですね!

この前も地方鉄道の応援の一環として、岐阜の養老鉄道が発信していた、列車で猫を放し飼いにして有名人が紹介する動画を有料視聴していました。
大人気「ねこカフェ列車」第2弾は動画配信形式で 収入の一部は保護猫活動に 養老鉄道 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル (tetsudo-ch.com)

猫のかわいさに癒されながら、沿線風景を堪能できる極上の数十分でした。私自身も大垣駅から終点の揖斐駅まで乗車してきましたので、追体験もできて一層入り込んで楽しめる内容となりました。また終点の揖斐駅がある揖斐川町は、外国人観光客誘致に力を入れておられる町でもあります。
お店や旅館などの多言語化パンフレット作成に、積極的に県・町からの補助金事業を実施されており、多くの外国語対応を推進しておられる高山市の取り組みを意識されているのかな?と勝手に想像しておりました。
町と地方鉄道が一緒に、観光で沿線活性化を行っておられるというのは素晴らしいですね。
私は味噌せんべいを買い損ねたので、是非次回は購入して小さい地域貢献をしたいなと思いました。
トピックス | 養老鉄道株式会社 (yororailway.co.jp)

発信は、鉄道とネコを愛するみやたんでした。



今後ともヨロシクお願いします。
https:// www.webtobi.jp

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