防災にもARを

2021-06-10

いつもお世話になっております。
ユーザックシステムのみやたんです。
梅雨真っ只中ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
みやたんも雨はあまり好きではないですが、この時期だからこそ楽しめる事ということを探しています。 弊社はコワーキングを推奨しておりまして、それをうまく活用しこの時期だからできることは何かと考えました。その結果、明石城内でお仕事をすることとなりました。
といいますのも、明石公園内にあるカフェTTTでは、約10種類のアジサイが咲いているのです。 梅雨の時期らしいアジサイを眺めながら、日本有数の長大な380メートルの石垣を愛でながら仕事をする、なんて贅沢なのでしょうか。

ランチも充実していますので、お腹も満足な時間を過ごせるかと思います。
皆様もたまには、そんなゆっくりした時間の中でお仕事をされてみてはいかがでしょうか。

【業界気になる情報】
ユーザックシステム、城郭CGディレクターの本岡です。

長雨が続く梅雨シーズン到来です。
しかし今年はすでに梅雨明けして夏に突入したのでは?
という日もあって、出かける人は大変な季節ですね。
そんな梅雨の今の時期は、急な大雨で大変な被害が出てしまうということもしばしば報道されています。 大雨、洪水、土砂崩れなどの自然災害に対し、どういった備えができるのかということが身近なテーマとして、より必要になってきているなと痛感しております。 長野県では、今月「信州防災アプリ構築業務」のプロポーザルがあがっております。令和元年の東日本台風災害の教訓を踏まえ、住民が「自らの命は自らが守る」意識をもって、自らの判断で避難行動をとることができるよう、スマートフォンの位置情報に応じて最適な避難行動を促すアプリの開発だそうです。
仕様書の内容を拝見してみますと以下のようになっていました。
・避難行動の支援
・防災県民手帳
・ハザードマップ
・プッシュ通知
・避難場所検索機能
・外部リンク
・その他(クイズ機能)

もしもの際に活用できるものと、普段からの意識を高めようとするものがうまく組み込まれている印象です。最後のクイズ機能は、防災に関する意識を常にもっていただくために県から発信される4択クイズのようです。面白い試みですね。

さいたま市でも「さいたま市防災アプリ作成業務」の企画提案募集というページがあがっておりました。(なぜか中止になったようですが) 概要を見ますと、「これまでホームページやガイドブック等による平時の防災啓発をおこなってきたが、今後はスマートフォンアプリとして1つにまとめることで日ごろから市民がより防災知識を習得できるとともに、災害時には「命を守るツール」として活用できるものを」となっています。
仕様書にある要件は以下の通りです。

・各種ハザードマップを地図に重ね合わせる
・避難場所の表示
・防災電子ブックの表示
・外部Webサイトへのリンク
・避難情報のプッシュ通知
・J-anpiとのリンク
・マイ・タイムラインの作成

マイ・タイムラインとは、事前に利用者がもしもの際に自分の行動をあらかじめ時系列にとるべき手順を登録しておけるという機能でした。
災害時はパニックになってしまって、冷静な判断が難しいでしょうし、重要な取り組みだなと感じました。

今後も防災に関するICT化、特にスマートフォンアプリ化は進んでいくものと思われます。 当社もお役立ちができるような取り組みを考えていければと思います。

【ユーザックシステム 新着おすすめ情報】
従来、弊社ではAR発信で観光のご支援や文化財の活用についてのご提案をさせて頂いておりますが、今後は住民の方の安全や、急な災害に対する備えについてのご支援もさせていただけないかと考えております。

具体的には、
・各自治体様が保有しておられるハザードマップの情報をもとに、地図画面に重ね合わせることで自宅や現在地に対する危険度合をわかりやすく表示すること
・現在地における避難場所の表示
・ARを使って、想定される大雨が発生した場合の浸水状況を見える化

などを検討しておりまして、現在自治体様にご意見・ご感想をお伺いしている状況です。
すでに紙物を各家庭に配布されている自治体様も多いと思いますが、その重要な防災情報をどれだけ活かされているのかを考えていく必要があるのではないかと思います。

また、みやたんがお伺いさせていただきました際にでも、よろしければご意見・ご感想を頂戴できましたら大変ありがたいと思います。
よろしくお願いいたします。

【みやたんの観光小ネタ】 
みやたんは、先日奈良県王寺町にある明神山に登ってきました。
標高274mのそんなに高い山でもありませんが、頂上に立つと360度の山々連なりの眺望が絶景でした。 そんな場所から、昔はどのような風景を見ることができたのだろうかと想像しておりますと、その想像を疑似体感できるサイトがありました!
明神山からタイムスリップ 世界遺産トラベル

このサイトを見ていますと、やはり昔は現地でどう見えていたのかを体感できるのは面白いなと感じました。 さらに、なんと今年度は明神山からの眺望に対するVRコンテンツも製作されるということを知りました!
弊社が参加できないか急いで考えたいと思います。
しかし、ユーザーが楽しまれるICT整備を着実にされているのだなあと感服いたしました。

今後ともヨロシクお願いします。
https:// www.webtobi.jp

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