宿場町をARで再現
2023-12-19
いつもお世話になっております。
ユーザックシステムのみやたんです。
今年もわずかになりました。皆様はどうお過ごしでしょうか？
みやたんは、これから非常にシビアに天気や気温をチェックする日々が続きます。というのも寒い地域にお邪魔しますと、防寒具で荷物がほんとに多くなります。
この頃はコートだけでは足りず、防寒ベストやレッグウォーマー・両ひざサポーターなど、体中を何かで覆わないとダメなほど寒さに弱い体質なのです。
そして今年はいよいよカイロをいくつも仕込まないといけなくなってきました。
皆様の所へお邪魔しましたら、寒さ対策で完全防備している姿をお見せすることになります。
【業界気になる情報】
当社ではこの頃町歩きの相談でスタンプラリー等のお話が多くございますが、その町歩きの特徴として古い町並みを散策しながら文化財発信も行うということが増えてきております。
各自治体様でも、江戸時代以降の町並み再現をARやCGを活用した様々な取り組みが行われています。少し紹介させて頂きます。
■歴史体感事業「熱田歴史探訪」(愛知県名古屋市)
名古屋市:AR・VR技術を活用した、熱田区の歴史体感事業「熱田歴史探訪」が始まりました！（熱田区） (city.nagoya.jp)
熱田と言えば熱田神宮ですね。神宮の正門であった海上門（かいじょうもん）をAR技術で再現や、「東海道随一の賑わい」と言われた熱田の宿場町「宮宿」。東海道道標周辺の街並みとにぎわいをVR技術で再現もされています。御宿印も制作・販売されております。
参考：東海道御宿場印プロジェクトとは
■「YAKAGE HIKE」（岡山県矢掛町）
江戸時代に宿場町として栄えた矢掛町。当時の町並みをAR映像で体感！｜おか旅 | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ！ (okayama-kanko.jp)
山陽道の宿場町、矢掛の地で当時の町並みをARで再現されております。
特にびっくりしたのがアプリ名で、海外の人にもアプリを使ってもらえそうな狙いが感じ取れますね。
参勤交代の場面も3DCGで再現されているなど、当時の暮らしぶりを様々な切り口で再現されている面白い発信だと思いました。
【ユーザックシステム 新着おすすめ情報】
城郭CGディレクターの本岡です。
お城の再現を得意とする弊社ですが、古い町並みや宿場町、街道などへの取り組みもいくつかございます。
■「びわこなんの歴史とグルメ街道ラリー」（湖南地域観光振興協議会様）
滋賀県の湖南地域（草津市、守山市、野洲市、栗東市）合同で行われたARスタンプラリーです。
指定のスポットに行って、スタンプをゲットしていけば素敵な景品がもらえるのは当たり前ですが、この地域は古くから、中山道と東海道が交錯して栄えてきた歴史があります。
ラリー用のマップ画面の中にこれら旧街道を細かくルート表示を行いましたので、改めて街道とともに発展してきた湖南地域の歴史と文化を感じていただけるような趣向で実施いたしました。
■「たつの市AR町歩き」アプリ（たつの市様）
ここでは何度かご紹介しました同アプリですが、重要伝統的建造物群保存地区（重伝建地区）として古い町並みが大変良好に残る龍野の町歩きに使っていただくアプリです。
明治期の賑わい、昭和初期の頃の様子を再現など、現在の様子と比較しながら楽しく町歩きをしていただくことができます。
弊社が制作いたしますアプリやWebサービスはあくまでもその地域の魅力の一部をわかりやすくお伝えする手段です。実際に現地に行っていただき、リアルにその地域の歴史・文化、魅力に触れていただきたいなと思っております。
【みやたんの観光小ネタ】
みやたんは、この頃重伝建地区の指定を受けている自治体様へお伺いする事があるのですが、先日お伺いしました岐阜県美濃市は、この重伝建地区と山城がある町でして、さらに美濃和紙の町としても有名とあって、とても古き良き町の姿が、そのまま残っている場所で心が癒されました。
【公式】美濃市観光協会｜美濃市の観光・旅行情報サイト（minokanko.com)
特に美濃和紙のあかりアート展は、
街を優しい灯りで包むような感じで写真を見ているだけでも、
ひと時の癒しを求めに行きたいと思いました。
普段から蓄積しているストレスのせいなのか（笑）、
癒しを求めやすくなっているみやたんでした。
皆様も是非色々な癒しを求める旅に、行かれてはどうでしょうか？
来年度は岐阜県で国民文化祭もあるとの事で、
町並み発信での文化財活用イベントとかもあるかもですね。
「清流の国ぎふ」文化祭2024｜国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭 (gifu.lg.jp)
今後ともヨロシクお願いします。
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