博物館でワクワクする新たな文化財発信

2020-12-01

いつもお世話になっております。
ユーザックシステムのみやたんです。

12月になりました。年の瀬が近づくにつれて慌ただしくなってきておりますが、皆様はどうお過ごしでしょうか? 
最近の私は、お城だけでなく(お城もまだまだなのですが・・)、時代を問わず幅広い史跡発信などができるようになりたいと思い、様々な史跡を学んでいこうと思っています。

先日は、11月22日にオープンされました愛知県清須市にあるあいち朝日遺跡ミュージアム(https://aichi-asahi.jp/)に行ってきました。
真新しい建物の中に、整然と並べられた様々な文化財があって、ワクワクしっぱなしで見学してきました。なんとほとんどが国の重要文化財になっているのですね。いい勉強・刺激になりました。

【業界気になる情報】
ユーザックシステム、城郭CGディレクターの本岡です

今回のテーマが「博物館でワクワクする新たな文化財発信」ということですので、最近見学させていただきました施設やニュースに掲載された施設についてご紹介したいと思います。
現在のコロナ禍の中、大変な苦労を強いられながらも、工夫と努力で魅力的な発信をされているんだなと感じました。

□岐阜関ケ原古戦場記念館 https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/
最新の動画やCGを駆使したビジュアルに訴えかける見せ方にこだわりを感じます。
入館後に導入回廊を歩かせる時点から、迫力ある映像が壁面に投影され多少の待ち時間が苦にならない、むしろ盛り上げに大きく寄与しています。そしてグラウンドビジョンと呼ばれる巨大な床面スクリーンで合戦を俯瞰して見せ、さらに次の間に控えるシアターでは、まるで関ケ原の戦場に自身が立っているかのような演出で臨場感ある関ケ原合戦を体験させてくれます。
□群馬県立歴史博物館 http://grekisi.pref.gunma.jp/
群馬県がはにわ大国であることを踏まえて、県内で出土したはにわ50体の3D表示や、ARを活用 した各種展示が進められています。なおこの取り組みは、文化庁の「文化観光推進法に基づき認定した 拠点計画及び地域計画」の中で国の補助金を活用しながらの推進となります。博物館内でのワクワク 体験は想像できますが、こちらは新型コロナウィルス収束後を見越して県内周遊へと誘導する狙いも あるとか。

上記はなかなか補助金をとれないと新たな取り組みが厳しいのではないか、と考えさせられる事例となってしまっているかもしれません。しかし、そういった補助金が活用できなくても少ない予算でご担当者様が苦労しながら試行錯誤を行われている施設もいくつか拝見させていただいております。
知恵と工夫を使って実現可能なワクワク体験を、弊社がお手伝いさせていただければと考えております。

【USK新着おすすめ情報】
弊社の最新の史跡発信として、兵庫県たつの市にありますたつの市立龍野歴史文化資料館様に新たな仕組みを先日お納めしてきました。
同市には、龍野城ゆかりの武将であり、賤ケ岳の七本槍の一人、脇坂安治が豊臣秀吉から拝領した甲冑が市の指定文化財として大切に残されています。
『伊予札縹糸下散紅糸威胴丸具足』(いよざねはなだいとけさんくれないいとおどしどうぐそく) は、同館内でも見学できるのですが、限られたスペースでの展示ということもありますので、ガラスケース越しに正面から見ることしかできません。
そこで、新たな試みとしてこの甲冑を3DCGで再現し、館内に設置されたタブレット端末を使って自由自在にサイズや角度を調整しながら、甲冑の表面や絵柄、構造などを細かく観察できるようになりました。普段見れない背中の構造を見たり、上から兜を見下ろしたりして、今までできなかった新たな文化財見学の体験ができるようになっております。
https://www.city.tatsuno.lg.jp/rekibun/iyozane.html

3DCGと閲覧用アプリの制作とともに、PR動画もお納めしておりますので、合わせてご覧いただければと思います。動画は上記Webページにリンクが貼られています。
ワクワクする博物館体験に寄与できれば幸いです。

現在は消失してしまっている史跡、当時どのような活用がされていたかイメージしづらい文化財、当時の風景や人々の暮らしぶりなど、弊社の取り組みでワクワク体験をご提案させていただきます。

・スマホアプリ(AR、VR、CG再現等)
・ブラウザAR「ブラウザええR」
・動画制作
等々

様々な自治体様の悩みごとを、弊社にお聞かせいただけませんか。
地域振興・活性化のお悩み解決を、弊社で実施させて頂きます。
是非ご連絡お待ちしております。

【みやたんの観光小ネタ】
みやたんは、やっぱり戦国時代が一番好きです。その中でも軍師と呼ばれた武将に強く惹かれます。
例えば豊臣秀吉の天下取りに大きく貢献したとされる武将、竹中半兵衛。
36歳で世を去ったというこの稀代の名軍師が、天寿を全うしていたら秀吉はどうなっていたんでしょうね。「もしも」を妄想しながら、歴史スポットを巡るのは最高の時間です。
先日は半兵衛のゆかりの地である岐阜県垂井町へ、半兵衛詣でに行って参りました。
レンタサイクルで強い向い風の中、30分程をかけて山城麓の竹中氏陣屋に。
陣屋の門脇の石垣の上にも登れますので、そこからは関ケ原の合戦の舞台にもなった南宮山が遠くに見えて、一人で歴史ロマンにひたっておりました。
http://www.tarui-kanko.jp/kankonavi/sengoku.html

是非皆さまも、「もしも」を考えながら、好きな歴史スポットで時間を過ごされるのはいかがでしょうか?
発信は、ユーザックシステム みやたんからでした。今後ともヨロシクお願いします。
https://www.webtobi.jp

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