『涼しい施設内でAR活用を!』

2024-07-18

梅雨も明けないうちから、酷暑の毎日が続きますね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

梅雨だというのにみやたんは久々に山城に登る機会があったのですが、この日の気温は38度越え、汗だくになったのはもちろんですが、途中何度もへばってしまい、普段の運動不足を痛感したのでした。
さらに、登っている途中でヒルに初めて血を吸われました。記念すべき人生初の出来事でした(笑)。

でも暑い中にそんな修行のようなことはせず、エアコンの効いた涼しい室内で過ごすのが正解ですよね。
みやたんはこの暑い間は、文化財施設や施設内でARを活用いただけるご提案をして行きたいなと思ったのでした。


【業界気になる情報】

先月とある植物園に行く用事がありました。温室や少しエアコンの効いた中での回遊で、そこは蝶なども飛んでおり楽園に来たような感じでした。ただもっと虫や植物の事が知りたいなと思った私は、ARを活用して発信している所をないか調べてみました。博物館などもAR活用が進んでいますので、関連する事例としてご紹介いたします。

熱帯の植物の魅力をARで探索しよう! 夢の島熱帯植物館で体験できる「熱帯植物虫めがねAR」リリース(東京都 夢の島熱帯植物館)

館内6箇所に設置された2次元バーコードを読み取ることで、植物の実際の位置に虫めがねARとして植物の情報をARで表示させるサービスや、お気に入りの植物と一緒に写真撮影ができるなど、学校ICTの中でタブレットの持ち帰り学習などでも活用出来るのではと、ARは教育との親和性も高いなと感じました。

【リニューアルオープン】奈良県初!DX化された博物館が誕生!「二上山博物館」でデジタル展示を体験してみた(奈良県香芝市 二上山博物館)

1992年の開館以来、大規模なリニューアルをしてこなかったといわれる二上山博物館。令和5年度に博物館のDX化に取り組まれました。館内でタブレットを貸出されており、14か所に及ぶAR箇所を設置、尼寺廃寺跡などをAR技術で再現表示しておられます。また個人のスマホでも利用できるようですので、大幅ニューアルされたデジタル展示を体験してみたくなりますね。


【ユーザックシステム 新着おすすめ情報】

城郭CGディレクターの本岡です。

私は暑いのは我慢して山城に行っています。35度を越えるとヤブ蚊があまり活動できないのか快適なのですよね。ただ草が伸び放題なのは遺構を評価することが出来ず、残念ですがここは難しい問題だなと思います。
さて、弊社はこれまで屋外で見学いただくARコンテンツを多く制作しておりますが、今回のテーマでご紹介できそうなものといえばこちらでしょうか。

海を越えた鉄道~世界へつながる鉄路のキセキ~ (長浜市、敦賀市、南越前町)

明治時代に欧亜国際連絡列車は、1枚の切符で東京からベルリンまでの航路を行くことができました。シベリア鉄道の発着駅であるウラジオスクと敦賀を結ぶ鉄道連絡船を使うことで、鉄道は海を越えてヨーロッパへとつながったのです。日本遺産として認定を受けた際の取り組みの1つとして、長浜駅近くにある長浜鉄道スクエア内で楽しめるAR謎解きアプリ『鉄道スクエアのキセキ』を制作しております(詳しくはここのタイトル部にリンクを張ったWebページ内のガイドブックPDFをご覧ください)。

涼しい室内で楽しんでいただきたいところですが、謎解きですので30分以内に謎を解かないといけません(笑)。館内にて500円でタブレットを借りて、無事謎を解いて記念品をゲットしてください。

 

【みやたんの観光小ネタ】

お城大好きなみやたんですが、実は資料館に行って歴史を学んでから登城する事を心掛けております。お客様を訪問させていただく際には、時間があると博物館なども回ったりしております。

つい先日はスズキ歴史館に行きました。スズキは東南アジア、東アジアに工場を展開し、展示も各々の国での車を通しての発展をパネルなどで発信されており、その日も東南アジアの方が数十人来られておりました。

スズキ、トヨタ、本田と世界に轟くモーター関連の会社の創業者がすべて遠州人ということにも驚きました。徳川家康から続く英傑のDNAは、この地で花開いたのだろうかと感じ入ったみやたんでした。

博物館内では車が出来る3Dシアターもあり、AR(VR)な見せ方もあり楽しめました。

是非、皆様も浜松に行かれましたら、浜松駅からバスで15分位にありましたのでお立ち寄り頂ければと。

半世紀生きているみやたんですが、日々研鑽の日々を過ごしております(笑)

今後ともヨロシクお願いします。

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