庭園xAR

2023-07-13

いつもお世話になっております。
ユーザックシステムのみやたんです。

7月になりました。

毎日暑いですね。みやたんは膝を悪くしてからはあまり長い距離を歩きたくなくなりまして、皆様の所に伺う時はレンタサイクルをよく活用しています。

最近びっくりしたのが愛知県刈谷市様ではなんと電動自転車が無料だったということです。観光客や遠方から来られた人に優しい町だなと思ったみやたんでした。

自転車は楽ですが、それでも目的地に着く頃には流石に汗だくになってしまいます。そこでみやたんがよく活用するのが博物館や文化財部署の横にある庭園です。美しく整備された日本庭園に癒されつつ、汗がひくまでのしばしの涼をとらせていただいております。

皆さまも、たまには日本庭園でゆっくり時を過ごすのはいかがでしょうか?




【業界気になる情報】

城郭CGディレクターの本岡です。

みやたんも申しておりましたが、日本庭園を散策すると癒しやリラックス効果が得られる方は多いと思います。最近は庭園を散策するにもARを使って、より庭園の楽しさや魅力を伝えることを進められています。

東氏館跡庭園(岐阜県郡上市)

少し古い2020年になりますが、国名勝「東氏館跡庭園」内を散策するために、ARガイドアプリが制作されています。「東氏一族」や「古今伝授」についての理解も深めることができそうです。

北方文化博物館(新潟県新潟市)

普段は一般に公開されていない茶室の内部や、庭園の様子をVR映像として提供されています。また夏・秋・冬それぞれの季節に応じた映像も用意されているので、季節によって異なる景色もVRで楽しむことができるのも面白そうです。

大名屋敷、お寺などどちらかというと庭園は脇役のような扱いだったかもしれませんが、現代においてはむしろ残りのいい庭園は立派な主役として、多くの観光客を迎えることができる観光資源になると考えています。

四季折々の美しさや歴史を感じていただけるようなお手伝いをさせていただきたいと思いますので、お気軽にご相談ください。

 

【ユーザックシステム 新着おすすめ情報】

弊社でもいくつか庭園をCG再現しております。庭園と申しましても、お城の中にあるものです。

■「西播磨の山城へGO

今年3月にリリースいたしました「西播磨の山城へGO」の中では、置塩城を3DCGで再現いたしましたが、特に城内の二の丸、三の丸には当時城主や来客らが楽しんでいたであろう、庭園も再現しております。現在も二の丸内に残る立て石を庭園の中心部に見立てて、南側に開けた景色の先には書写山がそびえており、借景を楽しんでいたと思われます。しかし天正期にはその山頂部に秀吉の本陣が築かれますから、そうなるととても景色も楽しむ余裕なんてなかったでしょうね。

■「AR芥川城

今年の4月6日(お城の日)にリリースいたしました「AR芥川城」にも庭園がありました。
戦国時代最初の天下人と称される三好長慶の居城である芥川城は、高い山城でありながら様々な人が訪れ、大変賑わいを見せていたといわれます。主郭の奥には忙しい日々の気分転換のために、枯山水のお庭を楽しんでいたのではないかと考えました。お城といえば戦のための工夫が至るところに施されているイメージですが、生活空間としての役割もそこにはあったのです。

 

【みやたんの観光小ネタ】

みやたんは、歴史が好きでこの仕事をしていますが、実は中国史『三国志』が戦国時代の次に好きなテーマです。なかでも軍師タイプが好きでして、主役より縁の下の力持ち的なところに惹かれます。お仕事でもその位置を意識して行動しています(笑)。わが心の師、諸葛孔明をリスペクトしながら日々の仕事に向き合いたいと思います。

さて、そんな諸葛孔明に関連した庭園が、大阪府岸和田市の岸和田城内にあります。昭和28年に重森三玲氏によって作庭された八陣の庭です。諸葛孔明の八陣法をイメージして、360度どの角度からも鑑賞ができるというものです。また、ここでは弊社が制作しました「岸和田城AR」を使えば、8つの陣の動物にちなんだキャラクターが登場して記念撮影を行うことができますよ。

是非行ってみて下さい!

今後ともヨロシクお願いします。

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